今日、とあるセミナーでシステム監査人のキャリアデザインについてお話を伺った。
今は、事情がありセキュリティ管理をする側に回っているが、自分もねっからのシステム監査人であり、
日本のシステム監査人のあり方に、なにか煮え切らないものがあったのだが、それが今日、まとまって
一つの答えが出たような気分になった。
結論からいうと、
日本でおこなうでべきシステム監査は実は、2種類あるということに気がついた。というか整理できた。
したがって、システム監査人は、システム監査人1種、システム監査人2種など、呼び名を変えても
良いのではという思いにいたった。
要するに、そもそもシステム監査の原点は何かと考えたところ、システム開発、設計者にとってまた、
それをさせる経営者にとって、有効なフィードバックを与えてくれる人達でないといけないのではないか。
ここに、今のシステム監査が有効でないといわれるゆえんがあるのではないだろうか。
ここで言うシステム監査は、ある意味品質管理に近いかもしれない。ただし、違いは、品質を管理する
だけではなくシステム監査の視点をもって、システムの設計から、開発、運用をレビューするということ
なのだと思った。これが1種。
2種は、こちらは今、SOXや内部統制のながれで、「点検する監査」のほうと考える。これも現代に
とってはとても重要で、否定するものではない。こちらは、出身が会計監査人でも、最初からシステム
監査を目指す若者でも、良いと思われる。また逆にこちらは、今、キャリアデザインがなされつつある
のではないかとも思われる。
一方、1種に求められるものは、実はこちらが難しく、徹底したIT技術者としてのスキルおよび経験なの
だと私はおもう。
そして私は後者を目指したい。
そもそも、現在の日本のシステム開発技術、スキルが非常に低下してきてしまっているという現状が
あるということをシステム監査人は、どれだけ認識できているのだろうか。
それこそが、今の一番の問題である。
そこに本来メスを入れるのは、ベテランのマネージャであり、管理者、リーダー、システム開発の
スペシャリストのはずだが、そのような人はもうほとんど引退しており、あきらかにシステム開発レベルの
低下を招いている。そこで、私はそのようなところにこそ、監査の観点をとりいれて、マネジメントおよび
レビューをするための要員を育成すべきと考えている次第である。
少し、文章が冗長で、拡散しつつあるので、今回はこのあたりでやめるが、機会を見つけまた、
想いをまとめてみたい。
(私を10年にわたり指導していただいたシステム開発のエキスパートの方々に敬意を払い、
まとめとしたい。)
以上